TOCfE認定ファシリテータートレーニング Day1

TOCfE認定ファシリテータートレーニング

毎年夏に、京都、東京で交互に行われている
TOCfE認定プログラムに、ファシリテーターとして参加してきました。
今年は、ファシリテーターは、認定ファシリテータートレーニングがあり、認定ファシリテーターになるために、参加しました。

ファシリテータートレーニングは、認定プログラムの前に2日間行われ、認定プログラムでのファシリテーターと合わせると計6日間の怒涛スケジュールになりました。

ファシリテータートレーニング Day1

Day1は、TOCfEのファシリテーターについて学びました。
TOCfEのファシリテーターは、通常のファシリテーターとは異なり、TOCfEについて詳しく、参加者の学びを最大化するために存在します。
そもそも、TOCfEでのファシリテーターって何って言うのを、Day1では学びました。

そもそも、ファシリテーターってなんでしょう?

ファシリテーター - Wikipedia

私のファシリテーターの定義は、その場を構築し、参加者がその場のゴールに到達するためにサポートする人(答えは参加者が持っている)と定義しています。
TOCfEのファシリテーターと、通常のファシリテーターの定義で異なるところは、TOCfEのファシリテーターは、TOCfEに精通していることが条件になります。
参加者がワークで躓いているのであれば、適切な質問(TOCfEとしての)をする必要があります。
ファシリテーターは、参加者が目的を達成できる。答えを出せると信じる。
主役は参加者であることを常に最優先に考える。
事が求められます。この辺りは通常のファシリテーターと同じですね。

研修の途中で、今回のファシリテーターとしてのODSC(
プロジェクトの計画と実行 – ODSC とは? | 生き抜く力。
)
を各チーム毎に定義しました。
私のチームのODSCは以下のとおりです。

  • O(目的):4日間の後も学び続けたい気持ちを持ってもらう
  • D(成果物):みんなで考える楽しさに目覚めた参加者
  • SC(成功基準):自ら勉強会を開催する意思表明する受講者がいる

成功基準である自ら勉強会を開催する意思表明をする受講者がいるとかなり高めの成功基準を設けましたが、北九州で勉強会を発足すると言う方がいらっしゃったので、私達のODSCは満たされました^^

ファシリテーターとしての基本的行動順序

こちらは、ファシリテーター協会の吉池さんが講師となり、進められました。
重要な要素は以下の3つ

  • 観る
  • 聴く
  • 話す

この講義で感じたのは、傾聴(
傾聴(けいちょう)とは - コトバンク
)が重要だと
私もアジャイルコーチを行っており、傾聴を意識して行っていることもありますが、ファシリテーターとしても傾聴はとても重要なのだと感じました。
ここでやったワークもとても面白く、傾聴スキル云々としてもそうですが、アイスブレイクでも使えると感じました。

最後に認定プログラムを想定したロールプレイングで、実地研修を行いました。
個々のファシリテーターとしての問題が浮き彫りになり、とても面白いロールプレイングでした。
ロールプレイングの題材は、実際にTOCfEの認定プログラムでの実体験を元にしていると聞いて、参加者としても面白い人達がいるなぁと思った反面、そんな人ばかりだったらどうしようと不安にも思いました。
(実際の認定プログラムでは、そんな不安が的中することはありませんでした^^)

ファシリテータートレーニング 1日目は以上です。

その後、ファシリテータートレーニングとマスタートレーニングを受講した方々で懇親会があり、NPO 教育のためのTOCについて、マスタートレーナーの松山さん、理事の吉田さん、大東さんとディスカッション出来たのがとても良かったです。

つづきは、また ファシリテータートレーニング Day2に書きます。