ゴールドラット博士バルチモア講演ビデオ再上映に参加してきました
ゴールドラット博士バルチモア講演ビデオ再上映に参加してきました。
見てきた感想を少々
ゴールドラット博士は、数字の成果よりもコミュニケーションやモチベーションを上げる事の重要性を強調していました。コミュニケーションやモチベーションが向上することによって、自ずと数字は着いてくると。
それを成し遂げる為に、中心にある対立を解消する事によって実現出来ると言っています。
その方法として、博士は、「人の最大の能力は、不平不満を嘆く事だ」と言い、その不平不満を集め、最終的には中心となるコアの対立を導きだし、コアの対立を解消することによって実現出来ると。
「プロセスやツールよりも個人との対話を」〜アジャイルソフトウェア開発宣言〜
に通じるところがあるなと感じました。
また、インドの会社を例に挙げて、ブルーオーシャンを見つけるのは難しくないとも言っていました。
ブルーオーシャンとは、競争のない未開拓市場の事を言います。
その会社は、価格競争に巻き込まれていましたが、そもそもなぜ価格を押さえなくてはならないのか、それは、顧客は利益率を上げることだと気づきます。
価格を下げる事以外で、顧客の利益率を上げる事が出来れば。
その答えを見つける為には、真の問題は何か?を考え、
相手の事を、相手の立場に立って、真剣に考える事が重要だと仰ってました。
最後に、ゴールドラット博士の講演は、時折笑いを入れ、聴衆をゴールドラットワールドに引き込んでいく素晴らしいストーリーテーラーだと感じました。